デクノボー | 神様と二人三脚 

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デクノボー

01 27, 2013





先週のことです。
わたしは、
また体調を崩してしまいました。

気をつけていたはずなのに
慢心というか
驕りというか
少々無理をしてしまいました。

調子が良かっただけに
油断していました。

ショックでした。

しばし
何も出来ない自分から逃げてみたり
あるいは対峙してみたりする日が続きました。

主人に謝りました。
すると主人は
「謝ることやないよ」
と言いました。


ー涙が出ました。



いつまでもこのままではいけません。
心を切り替えなければ、、、。
と、不調が長引くほど焦ります。


明日に備えて
とにかく早く休もうと思いました。

しかし
そう心に決めた日に限って
こどもたちは
なかなか早く寝らずに
スムーズに入眠させてはくれません。


この間もそうでした。


こどもたちが騒ぐ横で
早く寝てくれー(´・_・`)
そう思いながら
布団を頭から被っていると、

横から聴き覚えのある詩が
聴こえて来ました。


雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラツテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジヨウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病氣ノコドモアレバ
行ツテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ツテソノ稻ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクワヤソシヨウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハ
ナリタイ




宮沢賢治の
「雨ニモマケズ」です。

「やったー(≧∇≦)初めて全部言えたっ(≧∇≦)♪」
と長女。


どうやら長女のクラスで
毎朝、暗唱しているらしいのです。

長女は
初めて全文を暗唱出来た喜びで
益々目が冴えたようで、
寝入る様子もなく
何度も何度も暗唱を続けていました。

しばらくそれに
付き合わされているうちに
いつの間にかその詩が
落ち込んでいたわたしの心に
ジーンと沁みてゆきました。


そして
デクノボー
という言葉が頭の中を巡りつつ
眠りにつきました。







今日の昼間のことでした。

長女に
「雨ニモマケズ」を暗唱してみて
と、頼みました。

長女は照れながらも
満更でもない様子で
再び暗唱してくれました。

そこでわたしは
長女に、
いじわるクイズを出すことにしました。

母「では、問題です。
この詩の中の ワタシ がなりたかったのは、
どんな人でしょうか?」

長女は、むずかしいーーーー!!と
しばし悩みながら、

長女「雨にも負けず、風にも負けず、、、っていうから
最初は、強い人なんかなーって思ったんやけど、、、。」

母「だけど?」

長女「だけど、東に病気のこどもあれば行って
看病してやりーとか、日照りの時は涙を流しーとか
いうから、、、だから優しい人かなーと。」

母「なるほどねー(ニヤニヤ)」

長女「間違ってるん??正解は??」

母「(^.^)…。」

長女「教えてーや!」

母「正解は、、、

あんたの言う通り!わたしの聞く通り!」

長女「*\(^o^)/*やったね♪」


とまあ、こんな会話で
盛り上がりました。



長女が答えに悩む過程の中で、

「デクノボーってどういう意味?」
と尋ねてきました。

わたしは、ドキッとしました。

そして
「役に立たないってことだよ」
と解説しました。

すると長女は
「そんなこと、呼ぶ人の方が悪いね」
と言いました。



ー涙が出ました。



わたしは、長女に
「あんたが大人になっても、
いつか、皺くちゃなおばあちゃんになっても、
この詩を覚えててね。」
と言いました。

「えーーなんで?!」
と長女は笑いましたが、

「それはねぇ、、、
もっと大きくならんにゃあ、分からんのよ(^.^)」

と、わたしも笑いました。




本日も読んで頂き、
ありがとうございました。
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